チーズケーキの歴史は古く、古代ギリシャの「トリヨン」という、プディングに似た食べ物が起源とされています。
このギリシャのチーズケーキは、やがてローマ人によってヨーロッパに普及していきます
現在のようなベークドチーズケーキは、ポーランドのポドハレ地方に中世前期ごろから伝わる郷土食「セルニック」が起源と言われています。
ベイクドチーズケーキ
さらに数世紀のち、チーズケーキは、ポーランドからの移民たちによってアメリカにも上陸します。
その後、世界各地で様々なタイプのチーズケーキがつくられるようになりました。
日本ではというと、奈良時代に「酥(そ)」という、チーズに似たものがつくられましたが、特に発展することはありませんでした。
やがて明治時代に入ると、西洋からさまざまなものが伝わり、人々は積極的にチーズを取り入れ始めます。
昭和になると冷蔵庫が開発され、生クリームを使ったケーキなども広がり始めます。さらにカッテージチーズやクリームチーズが登場により、レアチーズケーキがつくられるようになりました。
レアチーズケーキ
現在ではベイクドチーズケーキ、レアチーズケーキ、スフレタイプなど、さまざまなタイプのチーズケーキを楽しむことができます。
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